剪定、樹幹害虫

丹波栗 栽培日記

冬春の剪定もようやく、折り返し地点を過ぎた感じです。

全体としては、明らかに暖かいですが、当地では結構まだまだ朝晩は凍える温度になることも多いです。



芽の赤みは徐々に増してきました。

が、品種によりますが、それほど特別例年に比べて早い感じはありません。


剪定はそこそこに、樹幹の害虫処理もしておきます。

虫穴から出る木屑とその周りの樹皮を少しを取り除いたところ。

黒く穴が3,4カ所開いています。


さらに周囲の樹皮を取り除いていくと、、、

大穴があって、その下の木屑に潜って幼虫発見。


大穴の中ではなく、その左下の木屑の中に頭だけが覗いて見えます。
蛾の幼虫、スカシバ蛾かコウモリガあたりの幼虫。


栗農家にとっては、蛾の幼虫とカミキリムシの幼虫が2大巨悪樹幹ムシです。

放っておくと大きな木では1本に何十個も穴が開いて、沢山住み込んでいらっしゃいます。


なお、どっちの幼虫かの見分けが今ひとつ出来ないので、出来るようになるべく修行中。


こちらは、穴と言うより縞模様の層状のなにかの巣があります。


よく見るとたぶんアリ。樹幹の中に巣を作っているんだ!?
益虫って声もあるけれど、形成層付近の分布が多く、やっぱり栄養を行き渡らせるのには不都合だろう。

出来る範囲で駆除することに。




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