ご存知の方もあるとは思いますが、クリの凍霜害については秀逸な必見のレポートが3年前に発行されていますので、下記にご紹介しておきます。
それは、兵庫県、岐阜県、および農研機構が連携して平成26年10月に発行された「クリ凍害の危険度判定指標と対策技術マニュアル」。
対策を要約すると、空気成分の多い透水性の土壌(バーク堆肥施用など)、pH5.5以下の酸性土壌、50センチ程度の高畝か高盛、100センチ以下の地下水位はダメ、11月頃のパワーショベルを使用したフォーク付きバケットやブレーカー、あるいはトラクターを使用したサブソイラーなどによる株緩め(細根切断と空気層の増加)。
とてもしっかりとデータに基づいた対策が示されていて、充実のレポートで私も繰り返し読み返しております。まだご覧になったことのない栗栽培農家の方は是非おすすめです。
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