30度超えが続く蒸し暑さに萎凋性の変化が生じるクリ成木が散見されます。ある種の凍霜害病理に似た機序(温暖化に伴う耐病性の低下)が考えられます。
一見元気そうですが、本来イガよりも末端側に栄養する歯が数枚ないといけないところ、イガが末端になって成長が止まっています。黄色信号点滅。数週間前に亜リン酸カリウム液肥を葉面散布し、根成長を促進し枯死を防止しようと図っています。
末端側50センチ程の葉は成長が止まり絶望的ですが、樹幹側の葉は光合成を営んでいるようです。そこで、この樹の今年の収穫はあきらめ、全てのイガを摘果実施して来年に期待することに。
モモノゴマダラノメイガ防除に黄色防蛾灯点灯。
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