剪定と接木は天気の良い日に・四季分散剪定 丹波栗栽培hints#13

丹波栗 栽培日記
果樹栽培において、剪定と接木はもっとも基本的な技術になります。「一度にできる傷口を樹木が許容できる(枯れない)範囲に少なくすること」「傷口からの感染を防ぐこと」です。

そのためには、
1)剪定と接木は、天気の良い晴天時に行う
2)冬の一回の剪定で全て済ますのではなく、春夏秋冬必要に応じて分けて剪定する
3)傷口癒合剤を出来るだけ適宜使用する

ことが大事な留意点です。岐阜県方式、塚本氏が提唱された夏剪定を重視する剪定スタイルは、冬季剪定で過剰な傷口が出来ることを緩和し、樹体を保護する重要な技術です。

大きな傷口は樹体にとって大きなストレス、感染源になります。(ちなみに、このカットバックした樹幹への接木は、なんとか乗り切っています)

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