毎年の恒例行事になってきましたが、今日はサンマルティーノの日、焼栗にワインの日です。
欧州諸国、なかでもフランス、イタリア、ポルトガルでは日本の収穫祭、新嘗祭のような一年の五穀豊穣に感謝する感謝祭、サンマルティーノの日の祝いが11月11日に行われます。
ある寒い日にローマ騎兵となったマルティーノが、その道中、寒さと貧しさに震える物乞いに遭遇。寒さを凌いでもらうため、まとっていたマントを2本の剣で切り裂き、その半分をこの物乞いに与えた。その夜、切れたマントを纏ったイエスが夢に現れ、「あなたがマントを与えた男こそ、この私である」と言われたという。
彼の謙遜と禁欲を重視した生き方は、人々の崇拝の対象となり、敬愛と慈悲の聖人として敬われています。11月11日はサンマルティーノの命日とも、埋葬された日とも、また誕生日であるともいわれているそうです。
コメント