丹波栗 栽培日記

丹波栗 栽培日記

栗の新品種育成

またまたしばらくのご無沙汰です。生来の無精から、ついブログの更新を怠けてしまいますが、大変元気にしております。 ごく一部のマニアックな当栗栽培ブログのファンの方々にはお待たせしております! いやいや、温暖化が進むと西日...
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栗の樹の生育には標高400-800mが適する

クリ栽培には寒暖差の大きな、特に夏の晩に気温の下がる冷涼な気候が必要です。低地でも栗の樹は育ちますが、樹が健康に長生きすることは困難です。 特により暑い西日本においては、生育する土地の標高の高いことが栗の樹の長期生存に...
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クリの剪定についての古く(昭和)からの議論

栗の剪定にはいろんな意見があり、品種、台木、土壌、立地条件などによって、一概にどれが正しいとは決めることができません。栗栽培管理に大事なことはなにか?と絡めて考えてみました。
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11月11日はサンマルティーノの日、焼栗とワイン

妻と娘、3人で今年のクリ作業のご苦労さま・無病息災を感謝する小さな宴会を開きました 毎年の恒例行事になってきましたが、今日はサンマルティーノの日、焼栗にワインの日です。 欧州諸国、なかでもフランス、イタリア、ポルトガルでは日本...
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昨日のお願いがちょっと強めに通じました

昨日の雨乞いが通じました!ちょっと激しめに。
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雨降ってちょうだい

美玖里ペア しばらくブログ更新をご無沙汰しておりました。日本および世界の動乱は続いていますが、クリ達はのんきな毎日です。 こうも高温が続くとやはり栗は明らかに枯れやすくなることに対する心配とともに、ブログ主は、コロナ禍以降の社...
丹波栗 栽培日記

美味しい栗栽培に大事なのは、1に品種、2に根張り、空気成分の多い土壌と水はけ、3に気候、4に昆虫害をコントロールする自然の生態系、5に菌根菌を始めとする善玉菌類との共存共栄。タイトル長っ!

美味しい栗作りには品種選択がとても大事です。その土地土地によって、適した品種は変わりますから、いくつかの品種を試しながら、最終的にそれぞれの園にあった主流の2〜4品種に絞り込んでいくのがいいです。
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茨城県の栗栽培

茨城県は日本の栗の最大の産地です。日本の栗の約4分の1は茨城県で生産されています。 農家さんごとにさまざまな育て方があって、千差万別ですが、全体的に7、8mの大きな栗の樹に育てているところが多いです。 ...
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挿木繁殖によるクリの自根苗

挿木苗から育成されたぽろたんの自根苗です クリは『難発根性果樹』といって、挿し木や組織培養において容易に発根が起こらず、挿し木や組織培養などのクローン繁殖が困難な植物に当たります。 この写真はその厚い壁を乗り越えてきた勇者のク...
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[丹波地方の推奨品種]丹波地方では美玖里・紫峰・筑波・(銀寄)の組み合わせで!

美玖里 紫峰 私が13年間のあいだ、兵庫県丹波地方でいろいろな品種を一から植えて育ててきた経験をもとに、クリの栽培推奨品種についてお話します。あくまで経験に基づく個人的な意見ですので、ご参考程度にどうぞ。 まずは結論のお...
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クリ語で会話しつつお世話しています

〈美玖里〉今のところ、雪少なく、暖かい冬 収穫期からしばらくご無沙汰になってしまいましたが、久しぶりのブログ更新です。 昨年の当農園の丹波栗も多くの方から高評価を頂き、栗農家冥利に尽きるよい1年でした。一方で、収量に関して丹波...
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ただいまイガが成長中です

今年は7月8月に日照時間が短い時期があったからか、栗は早めに秋がやってきたと勘違いして各地の早生品種の栗が一斉に落ち始めたそうです。一方で丹波の主力品種の熟期はまだまだ先で9月末から10月にかけてです。 みな...
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三種混合(銀寄、筑波、岸根)の樹

柴栗の台木の上に銀寄、筑波、岸根の三種混合の接木した樹です。 しばらくブログ記事を書いていませんでしたので、しばらくぶりの投稿です。 果樹では、接木で流行に合わせるなどの理由で、いろいろな品種に接ぎ換えて行くことが一般的です。...
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イガが可愛く育ってきました。〜気候変動への対処と心構え [夏緑樹林帯から常緑樹林帯への移行]

今の私たちの園内のかわいい丹波栗の子ども達です。品種によって小さなものもあれば、早生では少ししっかりとしたサイズに育ってきたものもあります。 今年の気候はここまで暖冬、遅霜、5月は日照時間不足気味、6月は降雨少なめ、と推移し...
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もっと見直されてよいと思われるクリ品種 ー 紫峰

私が和栗の中で好きな美味しい品種トップ3を上げるとすれば、紫峰がそのうちひとつに入ります。以前にも紹介したことがありますが、世間ではあまり認知されていません。 紫峰 (以前にも投稿しましたが、属性を再掲) 来歴は、銀鈴 ...