栗の樹の生育には標高400-800mが適する

丹波栗 栽培日記

クリ栽培には寒暖差の大きな、特に夏の晩に気温の下がる冷涼な気候が必要です。低地でも栗の樹は育ちますが、樹が健康に長生きすることは困難です。

特により暑い西日本においては、生育する土地の標高の高いことが栗の樹の長期生存に重要な要素になります。できるだけ海抜400m以上の高さが好ましい。

愛媛県は石鎚山を代表に多くの高い山々と高地を有しており、園地は急傾斜地の過酷な労働条件にもかかわらず、クリの生育によく適した冷涼な気候であることから、地域の方々の努力もあって、全国のクリ生産の都道府県第3位の地位を維持されています。

今回掲載した写真は全て海抜400m以上、場所によっては海抜1000mの土地に在します長寿の栗の園地・古木・巨木達(日本全国および世界の栗樹)です。

 

 

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