本ブログは、美味しい栗大好きのブログでありますと共に、美味しい栗を生み出すべく奮闘する栽培家のつぶやきを記すブログでもありますので、しばしば栗に寄ってくる虫達が登場します。今回もまたイガにやってくる虫の話です。栗は食べ専門で根っから虫嫌いな方はパスしてくだされ。
アップで見ると、お尻にハサミが付いて悪いヤツに見えます。
割合逃げ足が速いので、今迄撮ってやろうと思っても逃げられていましたが、今回やっと撮影できました。
ところがこの御仁、肉食系のいいヤツなんです。その名も「ハサミムシ」。だいたいこの虫がいるイガの中の栗は意外に比較的健全なことが多いのです。好物は蛾の幼虫。蛾の幼虫、特にモモノゴマダラノメイガの幼虫は栗栽培上の最大の敵、それを食ってくれる益虫なんです。たま〜に芋虫を追いかけて栗の中でも見かけますが、基本栗は食べずに芋虫専門。栗→蛾の幼虫→ハサミムシ→鳥類?カエル?スズメバチ?。栗のイガにスズメバチがいるのに気付かずイガ掴んでからスズメバチと目が合っておののくことがたまにあります。スズメバチも栗ではなく何かの虫を食べているようです。怖くてよく観察できてませんが、、、。
食物連鎖って高校くらいで習いましたよね。よく出来ているな〜って思います。
割合逃げ足が速いので、今迄撮ってやろうと思っても逃げられていましたが、今回やっと撮影できました。
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