昨年と比べてどのくらい展葉が遅れているか、4月末の写真で比較してみました。
明らかな差が見られます。
黒点数が約11年周期の極少期にあたり、数百年単位でも、現在の太陽の黒点数の状況は370年前のマウンダー極小期の始まりの時期に似ているという説があります。果たして太陽活動は長期的にも低下してきているのでしょうか?
真偽はすぐには確定しませんが、このところの涼しめの気候は、もしかして江戸時代のような低温・飢饉の時代に近づく前触れなのかも、と頭の隅に置いておいてもいいのかもしれません。人類の叡智は当時よりさらに蓄積していますから、前向きに捉えましょう。
余談ながら、太陽活動が低下している方が樹木の年輪は詰まって、防虫成分の多い硬い締まった樹ができます。オウシュウトウヒというスプルースからなるストラディバリウスもマウンダー極小期で締まったいい木材が得られたからだとか。栗がここ数十年枯れやすかったのも、年輪が疎になりやすい気候だったことも関係していた模様。
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