武漢での新型コロナウイルスの件で世間は騒然です。
この時期に、中国の教育を称賛する記事を書くのは、少々挑戦的ですが、このブログは、栗栽培に関する情報は役立つものならば、幅広く集める方針ですので、中国の小中学生向け理科学習の副読本をご紹介します。
北京市教育委員会・北京師範大学科学伝播教育研究中心編による「板栗種植技術与応用」
(中国グリC. mollissimaの栽培技術と応用)
北京市中小学科科技活動教材
その内容は、極めて専門的。本当におそるべしです。良いものは良いと素直に称賛しましょう。
土壌、pH、園地造成法、栽植密度、品種、気候、種苗管理、接木、台木、施肥、葉面散布、夏季剪定、灌水、害虫防除、病害、昆虫トラップ、殺虫灯、農薬、収穫、貯蔵、冬季剪定、誘引、栗栽培の歴史、食文化などが演習・問題提起形式で満載、日本の栗の教科書の水準と同等かもしくは凌駕するレベルです。
日本の小中高でも、熱心な素晴らしい理科の先生の方々が色んな課題で生徒に考える機会を与えてくださっています。日本が誇るべき文化だと思っています。
ただ、栗の研究ではここまでの水準でやっておられる先生はないかも(^^;
内容を写してご紹介したいのですが、著作権がありますので、興味がある方は下記と併せて「タオバオ」仲介業者さんからどうぞ輸入・ご購入ください。1週間ほどで宅配で配達されます。その速さもおそるべし、です。
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