日本の栽培品種のうちで果実が最大の品種のひとつ、晩赤。残念なことに、収穫時の「糖度の低さ」は群を抜いています。いわば美味しくない栗の代表でもあります。ただし、適正に氷温状態で熟成させれば、美味に仕上がりますので、しっかりとした熟成必須の品種といえます。
岸根と同じかそれより少し遅れて熟期となる和栗の最晩生品種です。
どちらかというと、害虫は付きやすいです。浅い色で大型。
栃木県原産とのこと。大きいものはひとつ50~60gにもなる大きさが魅力で、昭和期にはある程度各地で栽培が広まったようですが、お味の面で少々難があるので、最近の日本での栽培はかなり限定的です。私も勉強のために少量栽培しているだけで、決して栽培はお勧めしません。しかし、いまだに根強いファンがいますので、そうしたとにかく大きいもの好き(お味は構わない)の方のためにご紹介しておきました。
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