栗の若葉が美しい

丹波栗 栽培日記

気温の上昇と共に、新鞘の伸びが春空に向かっていきます。


若葉独特の新鮮な黄緑色が美しい。


今年も剪定がやっと落ち着きました。この後、夏季まですこしづつ修正を加えていきます。この1ヶ月程で、あっという間に生い茂って、花が咲いていきます。


今シーズンからは、粉砕機での剪定枝堆肥化に取り組んでいます。粉砕機は、株式会社カルイのものが他社製品を性能で圧倒しています。なお、園地での剪定枝処理は土付きも多いので、できれば少々の石があっても大丈夫でハードな使用に耐えるハンマー方式が個人的にはお勧め。


ただし極めて高馬力ですから生命の安全のため、取扱には細心・十二分の厳重注意が必要です。そのため反射神経の低下してきた超高齢の方には、使用は不向きだと思われます。


今日もクロボシツツハムシをずいぶん退治し(潰し)ました。総数はだいぶ減ってきた感じ。それにしても、クロボシ君達は生殖意欲旺盛で、やたらに交尾中で困った虫です。交尾中(お取込中)が潰しやすいので、そういう意味では分かっていれば好都合です。


ところで、新芽には蜘蛛を多く見かけます。種類不明(後日追記:どうやらホシミドリヒメグモというらしい)です。また勉強しておきます。害虫達と食物連鎖関係にあるのか、共生関係にあるのか、よく分かりませんが、元気のない樹の方に多く付く傾向にあるようです。

普段は手足を伸ばしていますが、

人間の気配を察知すると、このように棒状に枝に擬態して身を隠すことを見つけました。写真ではよく伝わらないかもしれませんが一直線になります。

昆虫たちの身を守る技の数々、進化のなせる芸術に改めて驚嘆します。



コメント