接ぎ木その後の状況は順調 そして肉食系登場

丹波栗 栽培日記

嵐のような雨雲が通過して、一転初夏の空です。

もはや農作業は、熱中症と背中合わせです。
みなさん、水分摂取はお早めにしましょう。



接ぎ木その後

切り接ぎ。今年は穂木も手技もメデールもよかったのか、どの接ぎ木部も概ね生着良好です。


これも切り接ぎ


そして例の接ぎ木ハサミのものも大丈夫です。

また英語で言うwhip and tongue graft タイプの接ぎも付いていました。


効率よく出来るのであれば、接ぎ木はどんな手技でも良いのだと思います。穂木のパラフィン処理と、メデールは成功率の大幅な向上に寄与しているようです。


さて、クロボシツツハムシがほとんど見られなくなり、替わって頼もしい味方の肉食系、テントウムシが増えました。肉食系、大歓迎です!


また、スズメバチを目にするようになってきたので、下記のホームページを参考にスズメバチトラップを仕掛けました。この肉食系とも、うまく共存できればいいのですが、栗農家としては、近くに巣を営まれては、時に生命に関わります。ですので、ちょっと御免です。うまく退治できるとよいですが、成果はどうでしょうか。


丹波栗生産にあたっては、こういった周辺技術の普及も、まだまだ必要な部分があり、まだ知らないことがいろいろあります。日々精進です。


それにしてもオオカミ→イヌのような家畜化の例にならって、将来は、人を刺さないスズメバチの育成(益虫化)なんてできないものでしょうかねぇ、、、。


都市のスズメバチ HPより

http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa201.htm



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