梅雨明けの空

丹波栗 栽培日記
梅雨明けの空。

今年の丹波の降雨量は6月、7月ともやや少なめですが、程よく分散して降ってきました。そのため、イガの生育状況は今のところ順調。

このところ例年、梅雨明け以降の4週間程の渇水があることが多い。それ故、健全なクリの大果を得るには、夏季には散水が好ましい、と兵庫県農林水産総合センターも指導されています。
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清々しい空。

一方、気温はクリの最適温度帯を越す34度。蒸し暑く熱中症指数振り切れる勢いなので、外に出ている農作業をする人もほとんど見かけない。熱中症リスク他から「畑仕事をして健康的で良いですね」とは言えなくなってきている現実。

このまま、気候は気温上昇を続けると屋外での農作業は今後とも可能なのだろうか、、。

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今年、昨年新植の幼苗では3サイクル目位のクリオオアブラムシが増殖中。退治作業に見廻り。

なにしろクリオオアブラムシはテントウムシに助けてもらって春に駆逐したつもりでも、生き残った虫が単為生殖と言って、”雌だけで”またドンドン子供を産んで不死鳥のように再増殖してくる、という困った虫さんです。

人間にはこんなことできません、できません。この時期にはテントウムシも少なくなって、バランスがややアブラムシ優位に再びなってきます。

虫ナビさんのクリオオアブラムシのリンク

虫たちに負けないための、終わりなき戦いは続きます。


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