今年の剪定は、昨今の大型台風多発を踏まえて台風の直撃が高い確率で起きるものと想定していきます。もともと台風で吹っ飛ばされているので、あまり強い剪定は必要ないかもしれません。
また、そもそも台風に強い樹種を選択することも大切なことでしょう。丹波栗農家としては代表的な品種のひとつである銀寄のイガが台風に極めて弱い(ほとんど落ちてしまう)ことが困ります。台風シーズン前に収穫できるような極早生品種で良いものがあればいいのですが。
どうすれば樹が折られないか、着毬したイガが落ちにくいか、多少落毬しても収量を極端に減らさずに耐える樹にするにはどうしたらいいか、今までの標準とは少し違う形のアイディアを絞らないとなりません。
4年の経過を見ると、ゆっくりゆっくり大きくなることがわかります。ゆっくりの方が生命力の強い樹になります。桃栗三年、柿八年。栗も収穫本格的に増えてくるのは六、七年目くらいです。
1年前 雪上
2年前
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4年前 秋植えの直後 雪上の1年生苗
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