園内定点観測。これから栗栽培される方や、栗栽培初心者のご参考になれば、と画像を貼ります。
実は剪定は軽くする程度なので、標準的な兵庫県方式よりずっとボーボーに伸び放題です。個人的には、とにかく枯れやすいという特性を踏まえると、栗の栽培にあたっては、「美味しい栗が成って」、かつ「樹が枯れなければ」、栗樹の剪定はそれぞれの方の個性・自由な発想でよいと思います。
栗栽培では、土壌、台木育成・選択、昆虫対策、品種選択、灌水、排水、施肥方法、園地選択など他に優先順位の高い考慮すべき、時間を掛けるべき事が多いので、剪定にはあまりこだわり過ぎない(感染源となる大きな傷口を作る剪定をしすぎない)ことも大事です。
5年半前に紫峰の接木苗を植えました↓
新植時
ちなみに、この樹を植えた場所は土壌条件が必ずしも至適とは言えない状態でしたので、土壌検査をしながら施肥調整をしたりして、ここまで5年半と時間がかかりました。土壌条件のよいところではもっと早く育ちます。
これから栗を新植される方は、ぜひ一度園地の土壌検査をされて不足する養分がないか、チェックをされる事を強くお勧めします。
そして、来年の春に直接園地で目的品種を接木をして頑丈な樹に育てます。
コメント
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先日コメントをさせてもらった、栗農家を目指しているものです
今回、園地にしようとしているところは休耕田で、水捌けがよくないので改良と対策をしていこうとしている最中です
土壌診断もしてないので、今後していこうと思います
まだ課題も多いですが一つ一つ頑張っていきます
いつも有益な情報ありがとうございます
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>かしの栗園さん
休耕田での栗栽培は超難度の取り組みになります。過去には沢山の方々でかなり失敗例が多いです。もしも他に新植地の選択肢があるのであれば、他を選ぶことも検討されるべきでしょう。
不透水層を破壊して、1反40トンくらいの牛糞堆肥やバーク堆肥を投入して底上げして、出来るだけ傾斜を作って、等高線に垂直に明渠を8mおきに掘って、くらいの準備をしても、成功率五分五分、くらいです。
難しいこと言いますが、めげずに頑張って下さい‼︎
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>Ohglicoさん
そうでしたか…休耕田での栽培は難易度がかなり高いのですね
ほかに候補地も無く、いろいろと専用の機械を持っているけではないのでそれらの条件を満たすのもさらに厳しくなります…
とは言え果樹農家になりたい気持ちは変わりませんので今一度よく考え、自分に合った方法でやっていこうと思います
現状とアドバイス教えていただきありがとうございます!