定点観測。2014年末に新植の紫峰の2020年末の様子。この苗も6年間で山あり谷ありでしたが、おかげさまで元気に育ってきました。
これから栗を新植しようとされている方の参考になれば。だいたい新植後枯れやすい時期を乗り越える5、6年の根気が必要です。
日本グリ Catanea crenata は新植後2、3年は発根が十分ではない上に、虫に喰われたり、鹿に喰われたりで、だいたいなかなか大きくなりません。特に新植1、2年目は根気強く見廻りして虫を退治することが大事です。
新植される方も多い時期です。
実生苗を台木として新植後、1、2年後に圃場で自分で接木する方法もクリを枯れにくくするために有力な新植方法です。1年前の記事を備忘録としてリブログしておきます。
中国の栗栽培教科書より〜「栗は実生苗を植えて、1,2年後に目的の品種を接木するが良し。」
コメント
SECRET: 0
PASS:
ホント,なかなか揃って大きくなってくれません.特に,丹波地域では・・・.それにしても,積雪ですね.
希望をもって,新年を迎えましょう.
SECRET: 0
PASS:
>栗坊さん
ありがとうございます。
いい土壌と排水条件を選んで、獣害と虫害をコントロールできれば、だいぶ良い感じに育つことがよく分かりました。
ただ、言うは易しで難しい場所は何度も植えなおしすることもよくありました。
よい一年となりますよう!