今回も日本栗の品種紹介シリーズ。
こんにちは😃、秋峰(しゅうほう) です。農研機構で「筑波」に利平の子供である「524-1」を交雑して育成した晩生品種です。筑波の子であり、かつ利平の孫です。したがって遺伝的には8分の1中国グリです。
農研は秋峰以前のクリの育種は、クリタマバチ抵抗性と、どちらかというと実の大きさと見栄えを重んじてきたのですが、食味の評価があまりされていないことが問題点でした。その反省として美味しい栗を選抜しようということで育種されたのが秋峰です。
結局、次世代エースとして引き続いて育種された美玖里の親、というのが秋峰のわかりやすい位置付けとなっています。クリ栽培農家としてはやっぱりどうしても大きい美玖里の方が、販売も加工もしやすくて魅力的。
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