丹波において、栗栽培を継続していく上で温暖化は大きな脅威になってきています。すぐにできるせめてもの対策は、まずは水はけよい場所に、栄養バランスに富む酸性土壌を確保すること。
逆に言うと、今の難しい気候条件では、こうした場所と土壌を整えられなければ、安定した栗栽培は困難になってきています。
近畿地方の低地では里山の栗も無管理では、生命が維持されず早晩すっかり枯れてしまうのが現実です。
栗作りは、気候と土壌条件と品種と良い台木 ー 土作り
気候変動に対して、これから栗農家が打つべき手立ては、温暖化した気候に適した品種と台木を選択することです。これは研究者を中心に現在進行形のこれからの課題です。
ちなみに、写真の樹の品種は利平です。温暖な気候にも比較的強いです。
コメント