冬剪定の合間に丹波栗の聖地巡礼に行って来ました。
まずは、銀寄の母樹から。
能勢町は、銀寄の発祥地と伝承されている地です。宝暦三年(1753年)奥勘右衛門という方が広島から倉垣村に持ち帰った栗の実の実生だとのこと。
今も銀寄母樹園を地元の方が保存、継承されています。ご好意で撮影させてもらいました。こちらが江戸時代から昭和まで生きたオリジナルの原木だそうです。伝承の通りならば実生樹という事だということになります。二百数十年間生きた後、残念ながら、すでに枯死してしまったとのことです。
気候の変動からか、クリタマバチ他の害虫伝播からか、今では能勢でも栗の大樹を維持するのは、ずいぶん難しくなり栽培家はご苦労をされておられるようでした。
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