三種混合(銀寄、筑波、岸根)の樹

丹波栗 栽培日記
柴栗の台木の上に銀寄、筑波、岸根の三種混合の接木した樹です。

しばらくブログ記事を書いていませんでしたので、しばらくぶりの投稿です。

果樹では、接木で流行に合わせるなどの理由で、いろいろな品種に接ぎ換えて行くことが一般的です。

栗でも接ぎ変えることはありますが、台木そのものが枯れやすいので、他の果樹ほどよく接ぎ替えが行われる訳ではありません。

栗の場合、苗木作り以外で接木が行われるのは、現地に台木として使用できる偶発実生の柴栗の樹がある場合と、植えた接木苗の接木部から先が枯れて実生台木だけ生き残った場合が多いです。

この樹は雑木林に生えていた40-50年ほどの実生の柴栗を台木として7年ほど前に銀寄の穂木と筑波の穂木と岸根の穂木の三種混合の接木をしてみたものです。

いずれもよく生着して、6mほどの高さに成長しており、毎年筑波・銀寄→岸根の順で立派な果実を落としてくれるようになりました。

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