中国では、果樹の単位面積あたりの生産性を大きく伸ばす基本的農業技術として重視されてきています。
(追記:日本ではブドウ栽培で用いられる「芽傷」と呼ばれるものに相当するようです。)
今は、果樹栽培は中国に学ぶべきものが多くあります。岐阜県の故T先生も中国との情報交換を通して、現在の岐阜方式を昇華していかれたように思われます。
井の中の蛙大海を知らずにならぬよう、世界から学ぶ。
稲作、仏教、遣唐使、南蛮貿易、ポルトガル人漂着による種子島鉄砲伝来、文明開花、北里柴三郎のベルリン留学等々、これら全て日本の科学技術の歴史は、海外に学んだ上での先人達の創意工夫の長い歴史です。海外の今を見ずにJapan as number one というマスコミによる自己陶酔型の風潮に惑わせれないよう心がけたいものです。
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